ご挨拶
愛媛大学工業会は昭和14年の新居浜高等工業から始まり昭和38年に松山城北の地へ統合されて現在まで80年間、多くの卒業生を輩出して来ました。支部としては全国に8支部があり、そのうちの一つが広島支部で、現在会員数は広島県で約1700名です。山口県に約300名、島根県に約100名が在住しており、近県を含めて活動が展開できれば工業会の発展に繋がると思っています。
私はこの度、支部長に就任するにあたり、工業会広島支部を国領の地:新居浜や日本最古の道後温泉がある文化都市:松山で青春時代を過ごした同胞たちが、卒業後にどの様に社会に従事してきたか、また質実剛健気質の技術屋としての生き様を共に語り合い、旧交を温め親睦を深める場にしたいと考えています。
そのために、次にあげるような課題に取り組んでいきます。
1.県東部(福山、三原等)在住者の総会参加に対する利便性向上
これまで、広島支部総会はほとんど広島市にて開催してきましたが、県東部に在住されている方には参加しにくい状態でしたので東部地区での開催を計画します。
2.現役世代の参加者増加
これまで開催した工場見学会は、遠隔地の方や現役世代の方の参加率が高く、好評でした。先輩後輩同僚が活躍されている企業見学を定期的に実施し、会員同士のつながりを深めて行きたいと思います。
3.工業会と校友会の支部活動における目的・趣旨の明確化
工業会支部総会と校友会中国支部総会を同日に行うことは時間的に無理が多く、かつ参加者の方にはそれぞれの開催趣旨が伝わりにくい状態となっています。そこで工業会・校友会それぞれ単独での支部総会を開催すべきと考えています。
4.山口県、島根県在住者との交流
各県の在住者と数人レベルで交流を持ち、広島支部へ参加を促しながら希望があれば各県支部設立の応援をする。
最後にこのホームページを利用していただき会員皆様のご意見を伺いながら、より良い交流の場としたいと思います。皆様にとって参加して楽しい、役に立つ同窓会(工業会)になれば幸いです。
令和2年8月吉日 広島支部長 橋本一寛(生機46)