
ご挨拶
現在、愛媛大学工業会(愛工会)広島支部の会員数は約1800名で、支部活動の活性化は会員自身の心の豊かさと工業会の発展に繋がるものと思っています。私はこの度支部長に就任するにあたり、愛工会広島支部を ①新居浜や松山で過ごした青春時代を思い出しリフレッシュできる場に、②愛大の活動や卒業生の活躍を知れて愛大工学部の卒業生であることの誇りを再認識できる場にしたいと考えています。
愛工会広島支部の過去20年間の活動を振り返りますと、総会&懇親会を広島市以外にも、松山市・福山市・府中市・呉市で開催したり、工場見学会も6回開催したりして、工夫を積み重ねてきました。 また、2018/9/18にの校友会中国支部が設立されたことを受けて、愛工会と校友会の連携方法を模索し、相互協力の関係も構築しつつあります。
特に直近5年間はコロナ禍にも関わらず、工場見学を3回・趣味イベント(Carp 観戦や/梅見散策会など)を充実、オンラインを使った県東部の会員との情報交換会などさらに活性化させました。愛工会の全国7支部の中でも広島支部は一目をおかれる存在となっています。これは、前支部長をはじめ役員・関係者の方々の努力のたまものと考えています。
とは言え、愛工会広島支部にも課題があります。若手・現役層の参加者数の停滞を打破することです。そのため愛工会広島支部を 気楽に参加できかつ自分を表現できる場に発展させたいと考え、 以下の課題に取り組みたいです。
1.県東部在住者の方々が、総会やイベントへ参加しやすい機会を設けます。
過去20年間に2回県東部で総会を開催しましたがその頻度を高めたいです。オンラン活用で距離と時間の壁を超えたイベントも計画します。県東部の声を集めやすくするため、東部からはじめて役員に加わって頂きました。
2.現役世代の参加者が増加する場を提供します。(特に工場見学会)
工場見学会は遠隔地の方や現役世代の方の参加率が高い傾向があります。先輩・後輩・同僚が活躍されている企業を見学し会員同士のつながりを深め、知識獲得も期待されます。
3.校友会との関係を次フェーズに発展させ、愛工会・校友会の2つが相互に協力し会員増加に繋げる関係を築きます。
新たに社会人になられた若手や愛工会で少数派の女性の会員さんには、愛工会の敷居が高い場合もあります。学生時代からの繋がりで校友会に参加された方を愛工会に誘導できるようなネットワークを築きます。
4.会員自らが発信できる学生時代の部室を思わせる場を デジタルを活用して創造します。
会員みなさんの興味に関する情報や知りたい情報を交換する場を、HPやZoomなどを活用して作りたいです。幸いにも特徴ある若い役員さんが揃いました。その方々を核に会員も参画する楽しみな場を創造したいです。
最後にこのホームページを利用していただき会員皆様のご意見を伺いながら、より良い交流の場としたいと思います。皆様にとって参加して楽しい、役に立つ同窓会(工業会)になれば幸いです。
令和7年4月吉日 広島支部長 大澤秀邦(機院55)