工業会とは
愛媛大学工業会は,会則に明記されていますように,会員相互の親睦と人格の向上を図り、愛媛大学及び工学部の隆昌と工業の発展に寄与することを目的とした団体です。この目的を達成するため,会誌の発行,講演会の開催,愛媛大学工学部の教育・研究に対する援助などを行っています。
新緑の候、工業会会員の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
皆様には、日頃より、本会の運営にご支援・ご協力をいただきまことにありがとうございます。今年は、工学部創立80周年の記念すべき年に当たりますが、先般5月19日に5年に一度の工業会総会が開催されました。当日は、田中副学長をはじめ、多くのご来賓の皆様方にご出席をいただき、ご祝辞を賜るなどありがとうございました。また。会員の皆様には遠路からのご参加も含めて多くの方々にご参加いただきましたこと心よりお礼申
し上げます。
記念講演では、(株)ABEJAの岩田様(工業会会員)から「AI・機械学習がもたらす世界」と題した最先端技術をご紹介いただき、その後の有意義な総会、そして盛大で楽しい祝賀会と80周年の記念に相応しい総会を盛大に執り行うことができました。総会の準備に携わられました関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
今総会におきまして、皆様のご賛同をいただき会長の重責をお引き受けすることになり、身の引き締まる思いでございます。このような重責が務まるかどうか未だに自問自答しているところですが、お引き受けした以上、微力ながら工業会のますますの発展に全力で邁進していく所存です。
ところで、今年は工業会80周年の記念すべき年であり、また、大学におきましても、本年4月から工学部が従来の6学科体制から、1学科9コースの体制に改組されました。折しも、元号も「平成」から「令和」に変わり、正にいろいろな意味で節目の年であります。そういう意味でも今年は工業会にとりましても今後を見通す上で大切な年であると認識しています。今後、さらに工業会を発展させていくためには様々な課題も解決していかなければなりません。
工業会は「会員相互の親睦を図る」ことを目的とした組織であり、この目的に沿った「事業運営」、「支部活動」、「大学運営への参画」などを積極的に進めていく必要があります。そのためには副会長、理事長をはじめ役員の皆様、そして何より会員の皆様のご支援、ご協力がなければ何事も成し遂げることはできません。会員の皆様からの忌憚のないご意見やアドバイスをいただきながら、常に前進できる工業会を目指して参りたいと思っております。工業会会員の皆様には、これまで以上にご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、愛媛大学、そして工学部、理工学研究科、また校友会および各学部の同窓会の今後ますますのご発展と、工業会会員の皆様のご健勝を祈念いたしまして私からのご挨拶とさせていただきます。